ポーラ美術館・手神 協働プロジェクト 「森の木」箸・キーホルダー発売
神奈川の作り手による木製品ブランド「手神」が神奈川県箱根の「ポーラ美術館」と協働し、ポーラ美術館の敷地内に広がる「森の遊歩道」で枯れ倒れた木を活用した「森の木」シリーズを企画。
初めに箸とキーホルダーを開発し、8月末よりポーラ美術館で販売が始まります。
神奈川県西部、箱根に位置するポーラ美術館は2002年の開館以来、「箱根の自然と美術の共生」というコンセプトを掲げ、箱根の自然と景観に配慮した美術館です。
そこはヒメシャラの大木が自生し、赤いタマゴダケが生え、ムササビが滑空し、ニホンウサギが行き交う緑豊かな箱根国立公園に囲まれています。


この森では台風や動物による食害などで枯れ、倒れてしまった木があります。
ただ廃棄するだけでなく、お客様にお使いいただける日用品として活用できないか?
ミュージアムショップでお取り扱いいただいていた手神の代表、池谷氏に相談がありました。

倒木の活用
早速池谷氏はデザイナーの山田と共にポーラ美術館へ向かい、森の様子や倒れた木の状態を確認。
そこにはホオノキ、カエデ、ミズキ、ケヤキの4樹種がありました。
ポーラ美術館の担当者と打ち合わせを重ね、検討に入ります。

木は短く切断する「玉切り」と呼ばれる方法で保管されていたため、大きく長いものは作れません。
小さいものをいくつか提案し、最終的に箸とキーホルダーを作ることになりました。
木は手神が引き取り、製材所へ運び、箸とキーホルダーに適したサイズへと製材してもらいます。


森の木 箸
こうしてできたのが「森の木」箸とキーホルダーです。
箸は日本を代表する箸の産地、小浜市で手神が提携する工場で製造。
樹種は少し緑がかったホオノキ、赤みのあるカエデ、白いミズキの3種。

断面は指先で持ちやすく、また卓上で転がりにくい八角形を採用。
仕上げは自然の蜜蝋を塗布し、舐めても安心な塗料を用いています。

パッケージはポーラ美術館のブランディングに沿ったモノクロのデザイン。樹種を表示するシールは晒し紙を用い、自然な印象を与えています。


シールを剥がして中を開くと、緑豊かな「森の遊歩道」が全面に現れ、その中に箸が浮き、あたかも森の一部として存在しています。


森の木 キーホルダー
キーホルダーは森の木をイメージしたフォルム。

バッグやスマートフォンなどに付けて持ち歩けます。

葉の部分は褐色のケヤキ、幹は白いミズキで出来ています。
金具は樹種の色を引き立てるように真鍮色を採用。

手神の作り手である小田原の乾靖史が自動旋盤を用いて作っています。


パッケージはポーラ美術館のブランディングに沿ったモノクロのデザイン。樹種を表示するシールは晒し紙を用い、自然な印象を与えています。


横のフタから中を開くと、緑豊かな「森の遊歩道」が全面に現れ、その中にキーホルダーが一本の木として存在しています。


森の木 箸
価格 ¥2,750(税込)
サイズ W8 D225 H8 mm
樹種 ホオノキ カエデ ミズキ
仕上げ 蜜蝋
パッケージサイズ W40 D235 H10
森の木 キーホルダー
価格 ¥1,430(税込)
サイズ φ23 H35.5 mm
樹種 ケヤキ ミズキ
仕上げ クリアウレタン
パッケージサイズ W57 D67 H17
プロダクト・パッケージデザイン KAICHI DESIGN 山田 佳一朗